ゆらぎ吸収バッファとは、音声データの伝送のゆらぎを押さえ込むための方法のことです。これは、音声データの受信側ですぐに再生するのではなく、一時的に音声データを蓄積しておくための場所を用意しておき、その蓄積場所のデータを順次再生していくというやり方です。
これにより、音声データのゆらぎが発生しても受信音声が正常に聞こえるようになります。ただし、この仕組みの短所としては、受信した音声データをすぐに再生するのではなく貯めておくということから、当然ながら、遅延時間は長くなることになります。
スカイプでは、このゆらぎ吸収バッファのサイズは大きすぎず、小さすぎず適切なサイズにソフトが自動的にしてくれるため、スカイプを使うユーザはゆらぎ吸収バッファのサイズを気にすることなくスカイプを楽しむことができます。