スカイプはP2P技術で通話を実現しています。P2Pとは、英語でPeer to Peerのことで、ユーザ同士が直接つながっている分散型のネットワークのことを指しています。
P2Pを使った日本で有名なソフトの例は、WinMXやWinnyなどがあります。このP2P技術を使った
スカイプ (Skype)は2010年02月05日現在、全世界で『21億2200万』以上ダウンロードされています。また、平均約1700万人以上の人がスカイプをオンライン状態にしています。
P2Pに世間が関心を寄せだしたのは、Napster(ナップスター)が登場してからです。それまでは、ファイル交換をするときには、サーバを経由していたのですが、ユーザが増えるとサーバがダウンするといった状況が発生し、ユーザがつかえなくなるという不便さがありました。それに対して、P2Pでは、サーバがないため、負荷が集中することもなくなり、画期的な技術として、大きな反響を呼びました。
そのほかの有名なソフトには、Gnutella(グヌーテラ)、KaZaA(カザー)があります。このKaZaAを開発したのが、スカイプの創業者の二人です。(誰がスカイプを開発したの?を参照)
【記号・英数字の用語一覧】
Festoon、iLBC、IP電話、iSAC、P2P、Skype、Skype API、SkypeIn、Skype Me、SkypeOut、SkypePro、TCP、UDP